高田 豊文 TAKADA Toyofumi
- 建築構造学
- Structural Engineering of Buildings
木造・最適化・防災を主要なテーマとして,解析的および実験的研究を行っています.
キーワード 構造最適化,構造形態創生,木質構造,地震防災
木造・防災
・木製面格子壁の力学性能の把握(実験的研究・解析的研究)
耐震補強方法として面格子壁に着目し,その耐震性能を実験や解析によって明らかにする研究.
実験後の面格子壁試験体は,研究室(B2-104)前に展示中.
・製材や木造接合部,木造架構等の力学性能に関する研究(主に実験的研究)
製材や接合部,新構法の力学性能を実験や解析によって明らかにする研究.学外からの委託研究が中心.
最適化
・建築構造設計に対する最適化技術の応用(解析的研究)
数学分野で発展した最適化手法を応用して,コンピュータにより合理的な構造形態をデザインする研究(構造形態創生).
// New // 2017年度オープンゼミ情報
日時 2017年8月8日(火) 13:10~14:00
場所 環境工学実験室
2017年度(仮題)
・冗長性を有するトラス・トポロジーの最適化法に関する研究
・表計算ソフトを用いた様々な構造最適化に関する研究
・多様な最適トラス・トポロジーの効率的な生成法に関する研究
・すだれ構法による木製アーチの弾性解析に関する研究
・最適化手法を用いた木造住宅の床梁の断面設計に関する研究
2016年度
・多賀町産木材の住宅分野における利用拡大に向けた研究
・複数回の地震動を受ける木造建物の応答解析に関する研究
・小型面格子パネルに関する実験的研究
・すだれ構法による木製アーチの力学性能に関する研究
2015年度
・木ダボで接合した小型面格子パネルの力学性能に関する解析的研究
・パネル型面格子壁の弾塑性応答解析に関する研究
・滋賀県内の公共建築物における木材の利用状況に関する調査
・分枝限定法を用いた多様な最適トラス・トポロジーの生成法に関する研究
・円筒変断面部材の弾性座屈に関する解析的研究
・グランドストラクチャの部材配置が冗長性を有するトラス構造物に与える影響に関する考察
・表計算ソフトを用いた木造建物の床梁断面設計システムの開発
2014年度
・構面の一部に開口部を持つ面格子壁の力学性能に関する研究
・耐震補強に用いる小型面格子パネルの力学性能に関する基礎的研究
・部材破断に対して冗長性を有するトラス構造物の効率的な生成方法に関する研究
2016年度
・組合せ最適化手法を用いた冗長性を有するトラス構造物の生成法に関する研究
2014年度
・最適化手法を利用したリンク機構の生成法
・多様な最適トラス・トポロジーの生成法に関する考察
略歴
1968年 滋賀県生まれ
1990年3月 名古屋大学工学部建築学科 卒業
1990年4月 名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻 入学
1992年3月 同 上 修了
1992年4月 三重大学工学部建築学科 助手
2003年4月 三重大学工学部建築学科 講師
2006年3月 三重大学工学部建築学科 助教授
2007年4月 滋賀県立大学環境科学部環境計画学科環境・建築デザイン専攻 准教授
(改組のため,2008年4月より,環境科学部環境建築デザイン学科 准教授)
2014年10月 滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科 教授
現在に至る
担当授業
- ■学部:人間探求学,環境建築デザイン概論,イメージ表現法,建築数学・物理,環境フィールドワークII,設計演習,木匠塾,構造力学II,構造材料実験
- ■大学院:建築構造特論
- ■近江環人地域再生学座:サスティナブルデザイン特論(「建築における木材利用」)