https://dda-usp.com/

https://dda-usp.com/

NEWS お知らせ

【COVID19関連】建築を学ぶ君たちへ~学科教員からのメッセージ(その3)

 大学に入学したけど大学に行けない、、新学期が始まっても大学にいけない、、、なかなか辛いスタートだと思いますが、人間、苦難に面した時こそ成長するチャンスです。幸運にもみなさんは一人の「自由な」時間を今たくさん得れているわけです。今しかできないことを色々とやってみましょう!本を読む、歴史を知る、ウィルスについて学ぶ、語学の勉強をするなどなど。今まで全く知らない事にトライする事もいいでしょう。ただし基本家の中で安全に!建築は雑学の集大成的学問といわれ、あらゆる学びが建築の糧となり得ます。旅をしてよき建築を実際に見に行くことが最良の学びの機会ともいえますが、それができない今はネットで旅をして、色々な建築や都市空間を見て知り、体験することも可能です。小説や映画の中にも建築は存在します。ポジティブな気持ちで、身体を大事にしながら有効に時間を使って下さい。最後にこのコロナウィルスの現象は自然界からの現代の人間中心主義社会への警告だと私は考えています。地球のメッセージに耳を傾け、今後地球環境や社会がどうなっていくべきか考えてみて下さい。そしてこの状況で建築は何ができるのか、共に考えましょう!

2020年4月24日 教授 芦澤竜一


 100年に一度の危機といわれる新型コロナウィルスによる社会への影響が続いています。世界中の多くの人々が「家」の中にいることを求められていますが、私たちはただ「家」でじっとしているだけでなく、今後の社会のあり方、そこに建つ建築のあり方を考えるべきだと思います。例えば私たちがいる「家」のあり方も今後大きく変わっていくような気がしています。「家」は寝食の場というだけでなく、働く場にもなり、あるいはこれまで想像もしなかったような場となるかもしれません。建築は社会と寄り添って存在します。その社会が大きく変わろうとしている今、私たちにできることは、少しでも前向きに、これからの建築を考えていくことではないでしょうか。そして大学での授業が再開された日には、そのアイディアを持ち寄り、議論しましょう!

2020年4月24日 教授 白井宏昌